啓蒙思想編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回で最終回です。混迷の時代を生き抜くためのバイブル福澤諭吉先生の「学問のすすめ」を読み解きながら、今私達がすべきことは何かを考えて行きたいと思います。齋藤孝先生が現代語訳された「学問のすすめ(ちくま新書)」をご準備ください。
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〈第17編〉人望と人付き合い「人望論」※中略
十人が十人、百人が百人、「誰それさんは確かな人だ。頼もしい人物だ。この処置をまかせても決して間違いないだろう。この仕事をまかせても必ず成功するだろう」と、あらかじめその人柄を当てにして、世の中一般から期待される人を称して、「人望のある人物」と言う。
およそ人間世界には、人望の大小軽量はあっても、かりにも人に当てにされるような人でなければ、何の役にも立たない。であれば、人望とは実際の力量で得られるものではもとよりないし、また財産が多くあるからといって得られるものでもない。ただ、「その人の活発な知性の働きと、正直な心という徳をもって、次第に獲得していくものなのだ。」
〈FPおじさんインプレッション〉
前回解説した「信頼」を得ることで、最終目標である「人望」のある人間になれると思います。「学問」⇒「信頼」⇒「人望」⇒「成功」これが、「学問のすすめ」で福澤諭吉先生が啓示されておられることだとFPおじさんは結論づけています。
「人望」はお金で買うことは絶対にできません。「活発な知性の働きと、正直な心という徳をもって、次第に獲得していくもの」なのです。時間はかかりますが、FPおじさんも「徳」を積み「人望のある人」になれるように日々精進したいと思います。
以上、全30回にわたるブログ講義、お疲れ様でした。TwitterのDMでご感想などいただけると嬉しいです。今回、ビジネスに役立つ部分を抜粋してブログ記事にさせていただきました。齊藤孝先生にはご無礼をお詫び申し上げます。福澤諭吉先生の大ファンの感想文だとご理解いただければ幸いに存じます。
出典:現代語訳 学問のすすめ
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