FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

【超入門】電子帳簿保存法(電帳法)とは③

電帳法実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

前回に続き初心者の方向けに、電子帳簿保存法電帳法)の解説をしていきます。非常に重要な法律になりますので、新入社員の方やまだ知識のない方は是非、ブログをご愛読いただければ幸いです。

 

さて電子帳簿保存法(電帳法)は、何年に成立したかご存知でしょうか?最近話題になっていますが、実は平成10年に成立していました。この20年間は何だったのかと思わされるほど実務では使えない法律の内容でした。

 

電子帳簿保存法(電帳法)3本の柱で構築されていますが、税務署への事前申請データーの保存方式チェック体制の業務フローなど非常に複雑、かつ難解でした。ちなみに、ご存知の方も多いかと存じますが、3本の柱は下記のとおりです。

 

〈電帳法3本の柱〉

  1. 電子帳簿等保存(自社で作成した総勘定元帳・仕訳帳・決算書などの保存方法)
  2. スキャナ保存(他社から紙で受領した請求書や領収書などの保存方法)
  3. 電子取引保存(他社からデータで受領した請求書や領収書などの保存方法)

 

この電子帳簿保存法(電帳法)が、令和3年度税制改正で突然動き出しました。令和4年1月から突然「電子取引保存」を義務化するという内容で世間を驚かせました。大企業も中小零細企業も開いた口が塞がらない状況になったのは言うまでもありません。

 

結局、経済界からの猛反発もあり「2年間」施行が延期されました。従いまして、令和6年1月から電子取引保存」が義務化されます。大企業はともかく、中小零細企業をサポートしている税理士法人税理士事務所)は思考錯誤が始まっています。

 

現状においてFPおじさんがお勧めしているのは、「バクラク」です。電子帳簿保存法(電帳法)に対応しており、非常に業務フローシンプルで使いやすいと思います。電子帳簿保存法(電帳法)で悩んでおられる経営者の方は、是非、検討してみてください。https://bakuraku.jp/denshichobo

 

以上、ダーウィン進化論が示すように「変化に対応した者だけが生き残る」厳しい局面だと思いますが、ピンチはチャンスだと考えて今一度、社内の業務フローガバナンスを見直してみてください。(合掌)

 

出典:国税庁ホームページ

https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/tokusetsu/index.htm