FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

税効果会計について③

会計実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

前回に続き、今回も税効果会計について解説します。税効果会計の会計処理は、下記のとおりになります。なお、相手勘定は、いずれも法人税等調整額法人税等の評価勘定)になります。

  1. 将来減算一時差異 ⇒ 繰延税金資産勘定(将来の法人税等の減少効果を当期に認識:法人税を前払いしていると考える。
  2. 将来加算一時差異 ⇒ 繰延税金負債勘定(将来の法人税等の増加効果を当期に認識:法人税が未払いになっていると考える。

 

また、それぞれの計上金額の算定方法は、下記のとおりになります。

  1. 繰延税金資産将来減算一時差異×法定実効税率
  2. 繰延税金負債将来加算一時差異×法定実効税率

 ※法定実効税率は、法人税・住民税・事業税の各税率から計算されます。

 

出典:会社法企業会計原則、会社法規則

 

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