FP実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、株式市場を騒がせている「ソフトバンクG(グループ)」の経営状況について、FP1級であるFPおじさんが、解説していきます。ソフトバンクGの株価は、日経平均株価の構成銘柄であり、万が一経営破綻すれば日経平均株価が大暴落するリスクを孕んでいます。(合掌)
ソフトバンクGの株価は、年初1月4日に3,343円でスタートし、4月16日に年初来高値6,045円を付け、10月11日終値4,156円まで下落している状況です。4月に向けて株価が上昇した背景は、下記営業利益の推移を見れば一目瞭然です。
- 2017年3月期 営業利益1,025,999百万円
- 2018年3月期 営業利益1,303,801百万円
- 2019年3月期 営業利益2,353,931百万円
2019年3月期決算において、前期比約1.8倍の営業利益を計上しました。これには株式市場が驚き、投資家による強烈な買い注文が集まりました。この営業利益の内訳をセグメント別に分析すると下記の通りです。
- ソフトバンク 30%
- ヤフー 5%
- スプリント 11%
- SVF事業(ファンド)53%
- その他 1%
みなさん、ソフトバンクGが何の会社かご存知でしょうか?実は、インターネット会社ではありません。利益の半分をファンド事業が占める投資会社なのです。
2019年3月期の決算で計上した営業利益のうち53%がファンド収益でしたが、実はこの決算には恐ろしいカラクリがあります。次回、その全貌を解説します!
〈注意〉
上記内容は、FPおじさんの私論であり一切の責任は負いかねますので、最終判断は自己責任で宜しくお願いいたします。
出典:ヤフーファイナンス
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