所得税法実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
今回は、「給与所得者の扶養控除等申告書」について解説していきます。この申告書は、配偶者や扶養親族の有無に関わらず、会社員（サラリーマン）全員が会社へ提出しますが、必要に応じて下記の記入欄へ申告を行います。
〈記入欄〉
- 源泉控除対象配偶者（生計を一にする所得85万円以下の扶養配偶者）※１
- 控除対象扶養親族（16歳以上70歳未満）※２
- 障がい者（障がい者本人または障がい者を扶養している人）
- 寡夫または寡婦である人
- 勤労学生（働きながら仕事をしている人）
- 他の所得者（夫婦共働き）が控除を受ける扶養親族
- 16歳未満の扶養親族
※１ 本人の所得900万円以下、令和２年から扶養配偶者の所得95万円以下
※２ 19歳以上～23歳未満は特定扶養親族
※３ 上記「扶養親族」とは、生計を一にする所得38万円以下の親族です。
〈所得控除金額〉
- 扶養控除① ⇒ 38万円（16歳以上70歳未満）
- 扶養控除② ⇒ 63万円（19歳以上23歳未満）※特定扶養親族
- 扶養控除③ ⇒ 48万円（70歳以上）※同居老親以外
- 扶養控除④ ⇒ 58万円（70歳以上）※同居老親
- 障がい者控除① ⇒ 27万円
- 障がい者控除② ⇒ 40万円（特別障がい者）
- 障がい者控除③ ⇒ 75万円（同居特別障がい者）
- 寡婦（寡夫）控除① ⇒ 27万円
- 寡婦（寡夫）控除② ⇒ 35万円（特定寡婦）
- 勤労学生控除 ⇒ 27万円
出典：国税庁ホームページ
http://www.nta.go.jp/users/gensen/nencho/index.htm#a001
