FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

日本株の暴落をFPが緊急解説①‼

FP実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

ブログで予告通り、日本の株価は1/17を高値(ピーク)に暴落しました。投資は慎重に、安全資産を増やすようTwitterでも注意喚起しました。皆さんの資産をお守りするため、プロFPとしてアドバイスしましたが、皆さん、大丈夫ですか?(祈)

 

新型コロナウィルスの感染に伴う経済破綻リスクを織り込む形で、昨晩、アメリカNYダウ平均株価が約600ドル近く大暴落しました。週明け、春節の休日を終えた中国の株式市場が開き暴落は間違いなく、日本の株価も大きく下落します。

 

今回の世界同時株安に伴い、これから全世界で未曽有の経済危機が訪れるリスクを警告しておきたいと思います。まず、中国経済が大きくダメージを受けることは必至であり、中国経済バブルが崩壊します。

 

シャドーバンキングによる過剰融資が焦げ付き中国企業は瀕死の重傷でしたが、これらの企業が完全に吹き飛びます。現在、中国企業と取引をしている世界の企業は、債権回収が困難になります。

 

また、中国への輸出に依存している外需で経済を支えている国、例えば、韓国やオーストラリアや新興国が大きなダメージを受けることになります。当然、日本も例外ではなく、中国へ過剰投資した企業は苦境に陥ります。

 

さらに、ブログでご紹介したCDSクレジット・デフォルト・スワップ)などの金融デリバティブ商品が経済の信用収縮に伴い、発火して紙くずになる可能性を指摘しておきます。そうなれば、大量の金融デリバティブ商品を抱えるドイツ銀行の破綻リスクがより一層高まります。

 

ご承知の通り、金利に苦しむ日本の金融機関もドイツ銀行と同様に、ハイリスク・ハイリターンな金融デリバティブ商品を大量に抱えており、日銀が調査を行ったことも周知の事実です。

 

上記に加え、1月末、正式に英国(イギリス)がEC(ヨーロッパ連合)から離脱(ブレクジット)しました。実は、英国企業の多くは中国企業や中国人が株主になっており、中国経済破綻に伴い多大なる影響が現れます。

 

以上、2020年は世界大恐慌になるリスクを指摘しておきます。パーティー(金融バブル)は必ず終焉を迎えます。次回は、プロFPとして金融危機に直面した際、どのように対応すればよいか解説していきます。

 

〈注意〉 

上記内容は、FPおじさんの私論であり一切の責任は負いかねますので、最終判断は自己責任で宜しくお願いいたします。

 

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