FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

不動産投資信託(J-REIT)大暴落による影響①

FP実務編

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

今回は、「不動産投資信託」について解説していきます。各国の株式市場に、不動産投資信託は上場(公開)されていますが、東京証券取引所に上場(公開)されている不動産投資信託を「J-REIT(ジェイ-リート)」といいます。

 

REIT(リート)とは、多くの投資家から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資家に配当する金融商品です。

 

投資家は、REIT(リート)を通じて間接的に不動産のオーナーになり、不動産のプロによる運用成果を享受できるのです。REITの投資対象には、オフィスビルや住宅・商業施設・ホテル・物流施設・ヘルスケア施設などがあります。

 

新型コロナウィルスの影響に伴う世界の株価暴落と呼応して、世界のREIT(リート)指数が株価以上に大暴落しています。TVのニュースで、一般消費者に対して報道されることが少ないので知らない方が多いかと思いますが、大変な事態です。

 

J-REIT(ジェイ-リート)指数は、直近一ヶ月で約50%も下落して半値になってしまいました。2008年のリーマンショック時には約70%下落しており、FPおじさんは、更なる下落を警戒しています。

 

個人投資家はもちろんですが、実は、地方銀行がその利回りの高さから、J-REIT(ジェイ-リート)を大量に保有しています。これに伴い、地方銀行の体力が著しく下落している可能性を指摘しておきます。

 

以上、次回は、そのJ-REIT(ジェイ-リート)について具体的に解説していきます。実体(リアル)不動産の実勢価格暴落は近い。要注意!!

 

出典:野村アセットマネジメント ホームページ

https://www.nomura-am.co.jp/market/reit.html

 

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