FP1級おじさんの日記

税理士を目指すFPおじさんの奮闘記

【基礎編】大学院ルートで税理士になる!〈修士論文の書き方〉⑧

会計専門職大学院

こんにちは。FPおじさんです。(^^♪

 

現在、FPおじさんが収集している情報を含めて、会計人コースBOOKS大学院ルートで税理士になる!」を参考にさせていただき、情報を整理したいと思います。

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〈STEP5〉論文執筆※中略

「論文が問いに対する答え論証するもの」であるということについては、これまで繰り返して述べているとおりです。論文の文章の大半は「論証」に費やされます。論証を行うという目的から考えると論文は、下記3種類の文章から構成されます。

  1. 客観的叙述
  2. 分析検討
  3. 意見表明自説の展開

 

客観的叙述

・論証の対象となる事実や事象といった情報を叙述する文章

分析検討

・叙述された情報を分析・検討する文章

意見表明自説の展開

・情報の分析・検討の結果出てきた自分の意見・考えを述べる文章

 

〈FPおじさんインプレッション〉

論証を行うにあたり、上記3種類を常に意識することで他の学者の意見なのか自分の意見なのかを明確に識別することが重要だと思います。論文執筆にあたり、すべてを自分の言葉で書き上げることは困難ですから、他の学者の論説を参考にしたり、引用したりすることにより論文をまとめ上げて行くことになります。

 

その際、引用のルールを遵守することは当然ですが、引用元の文章はもとの著書・論文の文脈の中に存在しているため、どのようにして自分の論理の中に据えるかを考えて適切に文章を構成しなければなりません。

 

したがって、常に上記3種類の文章の違いを意識して問いに対する答えを論証することで、レポートや感想文ではない「修士論文」に近づくかと思います。簡単なプロセスではありませんが頑張りましょう。合掌。

 

出典:会計人コースBOOKS 大学院ルートで税理士になる!

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